jthirtyの日記

ちょっと待って

実際は二時間以上だったのに感じる時間はあっという間であった。

聴いていて涙が溢れてきそうだった。
何かに心動かされたというわけでなく、例えばお葬式の最中に突然涙が溢れて止まらなくなるような。
悲しい音楽だった。そして静か。

ステージ上であれこれと喋りまくるようなバンドでもないけれど、それにしても言葉少なに進行していた。
「こんばんは」
「ありがとう」
そして
「今日のVJ、ええでしょ?」
後は今回のツアーでのサポート(?)ベースを紹介したくらい。

ステージ後ろのスクリーンに投影される映像が羅針盤の音楽とよく合っていた。
ただこの「VJ」というものを僕はよく理解してなくて、
「PCで編集した映像をボタン一つで流してるだけだよね?」くらいに思ってました。
そしたらば、終演後に後方に無数のビデオテープの山があって驚いたのなんの。
素材の入ったテープがざっと50本以上はあっただろうか。
くどいようだが「VJ」ってのを正しく理解してない為別段特別でないのかもしれないけれども、
それでもあのビデオテープの数には圧倒された。
誤解しててすいません。



  1.いるみ
  2.足りないもの
  3.光の手
  4.Twin Souls
  5.小さなもの
  6.朝うたう夜のうた
 7.波
 8.(インプロ)
 9.ソングライン
 10.星のね
 11.チャーチ
(アンコール)
 12.不明のバラッド
 13.永遠のうた
 14.羅針盤

演目をコピーしてきました。
5曲目の「小さなもの」は本当に慌てた。足がすくんでしまったから。

まだ持ってなかったアルバム「福音」(ASIN:B0000C4GHS)を買って帰る。

「小さなもの」はそこに収録されていた。



羅針盤。
もっともっと何度も何度も聴かないとダメだなと思った。


あと最後のアンコール曲「羅針盤」の時、「僕らのテーマ曲です」みたいなことを言ってた。
結構喋ってるのか。そうでもないか。