jthirtyの日記

ちょっと待って

何の説明をもなく始まった(再開した)この日記ですが一応目的らしきものがあります。
ただ漫然とCDを紹介してるだけではないかとお思いかもしれませんが、まあそれもある意味正解、目的と言えなくもないです。
恥ずかしながらその一応の目的をばらしてしまうなら、それは「あまり他人が紹介しないが非常にお薦めであると思う」CDについて書くということです。
まことに勝手なお節介ですがそもそも自分の性分、非常に天邪鬼なもんでありまして結局は他人が紹介しようがしまいが関係ないんですけどね。
僕は他人がいいと言えば退くし、他人が悪いと言えば一人で褒めます。
分かり易いほど単純な性格なので、例えば大好きなのにあまりに他人が好んでいると知らないふりしてしまうのです。
そんなもんなんで「好き」にとかく「理由」をつけたがります。
ここまで読んでお分かりかと思いますが、その程度の「理由」なんです。困ったことに。
ですから、是非まあ僕の話などは軽い気分で聞いていただきたい。
だけど、薦めてるCDは本当に聴いていただきたい、そんなものだけを必死に選んでおります。

僕の中でのクレイジーケンバンドはカーネーションとの関係が「好き」の「理由」であります。
CKBの剣さん、カーネーションの直枝さん、このお二人の声が僕の中の「男」を刺激する最たるものです。
CKBを聴いていて僕は何故かカーネーションを思い出し、そして好きになったのです。
この二人が似てる似てないはどうでもいいことですが、僕にとってはそれが「理由」になっただけのこと。
私事ではありますが最近車を運転するようになりました。
それでなんでしょうか、「車窓」の音楽というのを意識するようになったのです。
運転する車の窓から流れる景色を見てるときに「合う」音楽。
車だけに限りません。
自分で運転はしませんが、新幹線の窓から景色を眺めてる時に合う音楽も車窓の音楽でしょう。
車でも電車でも時間帯は夕方から夜にかけてがベストですね。
窓から流れる景色を眺めてると色んなことを考えます。
実は何も考えてないかもしれないのですが、なんか考えてる気分と車窓からの景色はよく合います。
そして車窓の音楽にぴったりなのが僕の中ではCKBとカーネーションということです。

別に誰も後ろ指なんて指さないのに僕はCKBに対してはいつもちょっと離れて接していました。
しかし、この「ソウルパンチ」はそんな僕ですらもう半ば強引に抱きしめてしまうもの凄いアルバムです。
知った風な物言いかもしれませんが、やはり「聴いて損する」ことって少ないと思いますよ。
「聴かないで損する」ことよりはねえ。






(このCDを買った人はこんなCDもおすすめです)
SUPER ZOO! (通常盤) カーネーション