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このＤＶＤの予告編を見てから僕は決めたのだった。
行かなきゃ。
ＤＶＤは新宿で買って家に帰ってから見た。
これを見たらまた会いたくなってしまう。
だけどこれを見てれば我慢も出来る。
そんな素晴らしい内容だ。
歌詞を字幕として表示するかしないかが選択できる。
日本の歌手のＤＶＤでそれはかなり珍しいのではないだろうか？
僕は断然この作品に関しては「歌詞有り」を選択して見る。
何倍もいい。
また行こう。
いつになるか分からないけど。
一年に一回くらいはたっぷりと長時間、生で彼の歌を聴く機会をなんとしてでも設けよう。
たくさん聴きに行きたいとは言わない。
避けて通れない問題もたくさんあるだろうから。
だけど可能であれば家庭も仕事も一日だけでいいから犠牲にして会うべきだ。
豊田道倫の歌はリアルなようでリアルじゃない。
ものすごくロマンチックで嘘つき。
僕も嘘をつく。誰かを騙す。
だから本当に会いたくなるし、大好きだ。
豊田道倫は１９７０年生まれだから僕と一緒だ。
「３５の夜」を聴く僕も３５歳。
同じ年に生まれたことが嬉しくなる。
そんなことを思う人は滅多にいない。
これは非常にリアルである。
