jthirtyの日記

ちょっと待って

●Future Butterfly vol.3 -tribute to Elliott Smith-

午前中は東尾道のお祭り。
娘が通っているバトンスクールが出演する。
習い始めの娘の初舞台。


夜は娘を父母に預けて夫婦で広島。
タワレコでは、
友部正人「クレーン」
キセル 「凪」

で、洋楽で探していたものが見つからず、なんとなく気になってた
・J・レノン&ヨーコ・オノ「ダブル・ファンタジー」(ストリップド・ダウン)


横川シネマエリオット・スミスのトリビュートイベント。
出演はキセル、長谷川健一、oono yuuki。

キセルは前回見た時はラマでバンド編成だったので二人きりでの
ライブを見るのは随分とひさしぶり。
音の隙間を二人きりで膨らます演奏はより醸造され、緊張感と
ゆるさがいいバランスになっている。最高でした。
二人ともだいぶええ感じにおっさんになっており、それもまたよし。

エリオット・スミスのトリビュートイベントが広島で続いていると
いうのが素晴らしい。
トリビュートの対象がエリオットだから、というのが理由でなく、
企画の人の気持ちが反映されたイベントだから素晴らしいと思う。

自分もまた気持ちを動かしていけるライブを考えていきたいと
心の中で誓う。

いつも書いてるがエリオット・スミスが生きてる頃はファンでは
なかった。
ちょうど自分が洋楽離れした頃に出てきた人なので全然接点が
なかったのだ。
きっかけはカーネーションの直枝政広さんの著書「宇宙の柳、たましいの下着」を読んでから。
その中での直枝さんのエリオットに対する文章を読んで僕は初めて
彼の音楽を聴きたくなった
その時期というのが自分が東京から広島に戻ってきた頃に重なるので、
そういった個人的な事情からもこのイベントが広島である、というのが
とてもうれしい。

音楽を聴くことは「人生」でも「趣味」でもないけれど、
瞬間瞬間、何か特別な意味を自分に与えてくれる。
それだけで十分で、自分がCDを延々と買い続けることは
やはり頭がおかしいのであり、ライブに頑張って行くのは
多分何かに対しての言い訳なのである。
時々、うれしければそれで十分だ。


20日は東京でガール椿のライブがあった。
どうだったんだろう。
どんな人がどんな風に聴いたんだろう。