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jthirtyの日記

ちょっと待って

●12月12日

楽しみにしていたイベント。
見たい!聴きたい!触りたい!と三拍子揃ったもので、この面子がここ広島ヲルガン座で見れるのは素晴らしいこと。

前に二階堂和美さんのライブで初めて見て惚れてしまったDODDODOがまた見れる。
ライブ会場でしか売ってないというCDを引っ提げて、そのCDと同じ稲田誠さんとのデュオで!

偏見や誤解あってこそ、好きな音楽もできるというもので、彼女はまさにそういった存在だった。
その二階堂さんのクアトロで初めて見て聴いてぶっ飛んだ。
こんなに切ない音楽だとは思ってなかったから。DVDを買って帰った。

その思いは今回も同じで、切なくてかわいくて、なんかもう愛おしいとしか言いようがない。
最近の女性で歌ってる姿がかわいくてしょうがないのは島崎智子さんとDODDODOだな。

なので物販で「かわいいです」と本人に口走ってしまった。
もっと色々話したかったけどなんか照れ臭かったわー、もう。

CDを聴いてると、ベースとのデュオというからでもないけど、ふと、ふちがみとふなとを思ったりもした。

桝本航太くんはギターで数曲歌って、あとはピアノで歌った。
あの歌い方というか声は滅多にないものだ。
かっこいいとか渋いとか簡単に片付けれられない。
歌わずともピアノの音からも彼の声が聴こえてくるような。
静かだけど音が暴力的にうねっている。
尾道から逗子に転居して遠くなったけどまたライブに来てね。

見汐麻衣さん。
埋火のボーカル、ギター。
埋火は東京出張の際に偶然見ることが出来た。
その時に買ったソロでの作品「ひきがたり」を愛聴していた。
高田渡とかカバーしていて、これがなかなかいい雰囲気。
今回も大滝詠一「それはぼくぢゃないよ」とか小坂忠「ありがとう」とかのカバー。
でも、所謂フォークっぽくならなくて見汐さんの声は独特の膨らみがあって不思議な感触。
今度はバンドでもまた見たい。
「ひきがたり2」を買う時に3回くらい間違えて「埋火(うずみび)」を「うずめび」と言ってしまい、
これまた恥ずかしかったし申し訳ない。頭で分かってんのについ口から出てしまうんだなあ。
でも、本人を前に間違えることによってしっかり覚えました!


●思うことなど

人のライブに行って楽しいのは誰かと話すこと。
もちろん、自分のイベントの宣伝も忘れない。
好きでやってる、というと響きはいいが、好きでやってるの度合いが違うので自分は委縮することもしばしば。
色んな人が色んな事情や気持ちで色んなイベントをやっている。
自分のやってることはまだまだ小さくて、これだけ話せる人や顔が増えても、まだこの広島県に自分が馴染んでいないんじゃないかという不安。
それが常につきまとう。
自分の生まれ育って、そして一度は(上京して15年間)捨てた三原では日々暮らしているがイベントはしていないし、三原で遊ぶことは少ない。
広島に行ったら広島でだけ会える人がいる、福山に行ったら福山だけで会える人がいる、尾道に行ったら・・・以下略。
全てが同じ広島県なのにそうやって他の場所にいると急に寂しい思いをするときがある。
勝手な思い込みというか、なんだろう、わがままか。
でも、小さいこういったイベントをあちらこちらで個人が細々と同時発生させつつやっていかんと何も楽しくならない。
みんなが必死に耕し、種をまき、水をやってる現在、一粒でいいから自分も種をまかなきゃ、と思ってる。
一粒きりじゃ枯れてしまって芽も出ないかもしれないけど、まかんといかんのだと。
だいたい、こういったイベントや音楽の話を肴にしないと自分は人とまともに話もできないのだし。
そういった場所や機会や人がいることにどれだけ感謝しなくちゃいかんのか。

映画「nude」の感想で書いた、あのタクシー運転手の主人公へのさりげない一言。
なんてことない励ましだし、こうやって書いてるとこっ恥ずかしいけど、ほんとにあれがどれくらい効くかといったら。
今日も恥ずかしながら僕はそんな一言をかけてもらえる瞬間があって、映画と重なってひとり嬉しくなってしまった。

たまたま仕事で広島にいる今回の首謀者古賀さんに「せっかく広島にいるんだからもっと広島でやってくださいよ」
と絡んでしまったけれど、いくら暫く離れていたとはいっても広島で生まれた自分が寂しがってそんなこと言っちゃあダメですな。