jthirtyの日記

ちょっと待って

●12月19日

広島クアトロで二階堂和美ワンマン。

パルコの中古レコードセールを覗いてると尾道ハライソ珈琲のマスターにばったり。
誘った「のびんとす」河原くんと合流。
タワーレコードマーガレットズロースの新譜を二人なかよく買う。
今日は珍しく家族三人、4歳の娘も連れていく。
暗い場所や初めて会う人、大きな音などが苦手な娘にはけっして楽しいことはないだろうけど。

クアトロに入ると知人他人も含め知ってる顔が多い。

バンドメンバーの達者な演奏にもグッと来たけど最大の武器はニカさんの声。
どんどん強く大きくなっている。

新しいアルバムが本当に楽しみ。

地元なのに帰郷するまでちゃんとライブをしていなかった広島、そして「堂脈」という自分の好きな人を広島に招いて紹介するイベントを
地道に続けている二階堂さんに勝手に僕は同調している。
立ってる場所やその担うものの大きさは違うかもしれないけど、同じ思いはあるはずだと信じて僕は動いてる。

具体的なモノを残せない自分に苛立つことも多いけれど、たぶんその思いを同じにして動いていれば大丈夫だと思っている。

ありがとう二階堂さん。

アンコールの2曲のカバー。一曲目を歌いきったあの強さに心底感動してしまった。


娘が将来どういった人に成長するかは知らないし、今こうやって時々色んな場所に連れていくのは
結局は自分のエゴだ。
面白いものに小さい頃から触れてほしいなあという気持ちはまったくもって大人のもので本人はありがたくもなんとも思ってないだろう。
こういった体験が将来逆効果なものであっても、なんらかの形で残っても、本当にどっちでもいい。
ただ、僕(父親)がなんでこうやって時間やお金を使って好きな音楽を買ったり見たりして楽しんでるのか、
それこそ時には家族を犠牲にしてまで関わったり遊んだりしながら動いていたのか。
いつか分かってもらえたらなあとこっそり思っている。それこそ身勝手な思いだけど。

でも、いつ会ってもしっかりニカさんに名前を覚えて貰えてるって幸運だよ。コトリちゃん。