jthirtyの日記

ちょっと待って

●(1)

DEERHUNTERを聴いています。
洋楽は年々疎く、というかキリがないので意図的に情報を遮断しているのですが、久々に夢中です。
レーベルが「4AD」とうだけで過敏に反応してしまいますが、まあ、そんなこたあどうでもいいことでしょう。
最初に音を聴いたときはぐぃーーーっと時空がねじ曲がり20年くらい前に記憶が飛びましたが、きっと気のせいでしょう。
まわるんです時代は。回り回って今は今。
眩い音楽でした。

どんな人たちなんと興味もあり、インタビュー掲載の音楽雑誌を立ち読み。
ふむふむ。

とせっかくなので他の記事も立ち読み。
本当、洋楽に限ればてんで現場感がなくなったなあと実感。
バンド名にピンともチンともこない。
でも、ひとつ気になるのをみつけたので名前を記憶して他の売り場をウロウロ。
家に帰ったら検索してみようかな・・・。
えーっと、名前は・・・なんだっけ??

再び、音楽雑誌売り場に戻り、頁をめくる。
あ、そうか、そうだったそうだった。記憶記憶。

そろそろ帰る時間。


???


思いだせない。今日に限って手帳を持ってないんだよ。
三度、同じ雑誌を手に取る。
よし記憶記憶記憶。

無事、家まで忘れずに帰りました。


●(2)

自分の立場というのをふと考える。
音楽を愛してる、というよりも音盤を愛してる、ということは度々書いてきたこと。
変な音楽好き、と誤解されることもあるが、個人的には非常にノーマルな嗜好と思っています。
ただ他人より気が多く、少しだけ気が小さいだけ。




いや、隠してました。ごめんなさい。
今まで嘘をついていました。
どれだけの人をこれまで傷ついて裏切ったことでしょう。

なので告白します。自分の株を下げても構いません。もう隠せません。
きっと多くの人が目を丸くして驚くのではないでしょうか。








変態です。


そうです、変態なのです。




あーあ。言ってしまった。ついに。
これまで築いてきたイメージを自ら崩してしまった。。。

音楽愛好家、でなくこれからは「音楽変態」としてそれ相応の行動をしていく所存です。
なんか「音楽探偵」みたいでかっこいい響きですね?いや、そんなことはないか。

音楽変態!と親しみと場所をわきまえた呼びかけは歓迎しますが、それ以外の場所やただ略して「変態!」とはけっして声をかけないでください。


●(3)

3月10日の「恥ずかしい会」参加の為、自らの恥ずかしいネタを物色。
20年前〜10年前の原稿などが発掘されておりますが、どれを読んでも「これは恥ずかしい!」「これはダメでしょう!」と次々却下に。

とすると何も残らない。

というよりも「恥ずかしい」がテーマなのに「恥ずかしい」を理由に隠してはいけないですね。しょうがないですよね。

しかし、一番驚いたのは自分の成長の無さ、ですよ。
20年前に書いたものも昨日書いたものもほとんど変わりがない。
内容とか語り口とか。
文章も稚拙だし、何よりもここまで今と変わってないことに愕然。
なんだずっと同じことしか考えてないんだな、自分は。
三つ子の魂とかなんとか言いますがまさにその通り。
多分、小学生まで遡っても考えてること、ものの見方ってきっと変わってないのだろう。

みんなはどんどん成長していくのだろうか?

いや、きっとみんな変わらないはず。はずだと思いたい。

今、悩んだりあれこれ迷ってる人、きっと10年経っても20年経ってもアナタは変わらない。

だから安心しなさい。



と思う。

と上から言われても当時の自分はそんなこと聞き入れられなかったでしょうけどね。
20年前の文章と今の文章に違いがあるとすれば、昔の方が根拠のない自信や偉そうな態度が目に付くことくらいだし。

でも、変わってない。
安心しよう。

60歳(20年後)が楽しみである。


●(4)

そんな自分の最近の原稿が読める雑誌が、

http://www.peachparadise.jp/

の3月号。現在発売中。

縁あって時々音楽の事を少しだけ書かせてもらっております。
興味ある(色んな意味で)紳士の方はぜひご購入の上、読んでみたり有効に使用したりしてください。
買うのはちょっと・・・という淑女の方はご希望あれば何かの機会に回覧します。
まー、たいしたことは書いてない(謙遜)のですけどね。いつもと同じ調子であります。
20年経っても成長なく同じことばっか書いてある40歳の文章が読みたければぜひ。