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jthirtyの日記

ちょっと待って

●アイドルのアルバム

ライブを体験して、すっかり大ファンになってしまったスマイレージ
シングル「有頂天LOVE」しか持ってなかったから、急いでファーストアルバム「悪ガキッ1」を購入した。

素晴らしいアルバム!!
ライブの前にじっくりと聴きこんでおけばよかったなあ。

2010年にこんな素晴らしいアルバムが発売されていたにも関わらず見過ごしていた自分が情けないわ。


2011年、東京女子流のファーストアルバム「鼓動の秘密」を買い、アイドルをアルバムで聴くという楽しみを知った。そして僕をアイドルの道に導いてくれた、ももいろクローバーZのファーストアルバム「バトル アンド ロマンス」の衝撃。少し遡って3月に出たBiSのファーストアルバムも買った。
どれも1枚通して、きっちり聴ける完成されたアルバムだった。
これらに出会えたことが2011年は大きいなあと思っていたら、2010年にスマイレージのこのアルバムがあったとは!!
すいません!まだ駆け出しです!勉強します!


さて、多分みなさんは冷やかな目で見てるんでしょ?
またアイドルの話題かと。
もう慣れましたか?

最近会う人みんなに「なぜアイドル・・・?」な憐みにも似た問いかけをされております。
卑屈になる必要もないので笑って答えておりますが、もちろん冷やかしでもネタでもなく本気で愛しています。
「アイドルもいいよ」みたいな、「も」って何様?、そんな聴き方はしたくない。
面白いものは全て並列なんです。




とは言うものの。

必死に聴きながらも「恥ずかしいなあ」と思う瞬間はさすがにあります。
男子だし、41歳だし、共感してたら変態だ。
聴くのも買うのも羞恥心あります。

聴いてるという行為そのものは最早恥ずかしくないレベルになりましたが、
歌詞とか諸々聴いていて恥ずかしい瞬間はある。

自分にとってはずっとずっと遠い世界の出来ごとだから。
おじさんだからとか女の子じゃないからといった理由でなく、そこで歌われてるような恋愛とか片思いとか夢とかアレとかコレとかは自分には存在しなかった。
そんな青春、経験したことない。
今でも街で中高生とかのカップルが仲良く歩いてると蹴り倒したくなるよな衝動に駆られるほど自分の欲望は純粋だ(ん、矛盾した表現?)

憧れは永遠にやってこない。

スマイレージを聴きながら想像する青春とか恋とかは自分にとってはよく出来た映画みたいなもので見てる間だけはそこにある現実。
殺してしまいたいのは華やかな自分とは関係ない世界をか、それともいじけてひねくれていた自分をか。
でも、41歳とか性別とかいじきたない性格とか人に打ち明けられない性癖とか全て関係なく、その音楽が流れている時だけは女の子の青春の中に僕がいる。
おじさんの妄想とがっつり対峙できるくらいにスマイレージの音楽は強く出来ている。
それくらいの強度がなければアイドルじゃないんだろう。
会場にいたお客さんは若い、まさにその歌の世界の真っ最中の、男女が思ったよりも多かった。
自分と同世代の人がスマイレージをどう聴いてるかなんて知ったこっちゃないけど、彼や彼女たちがどう楽しんでいるのかは少し気になる。
若ければ幸福か、というのはこちらの妬みなので、それぞれに違った楽しみや感情移入をしているのだろう。

うらやましいなあと思う。
ああ、そんな風に若い人を見て思うようになったのかと自分にがっかりする。
しかし、それが偽りない気持ちだ。
いいなあ。いいなあ。若いっていいなあ。アイドルはほんとにいいなあ。




●あっちこっちの島崎智子さん

ヲルガン座で島崎智子さんのライブを見てきた。
今までに色んな場所で島崎さんのライブを見てきたけれど、ほんとにいつも違う顔をして歌っている。
いや同じ場所で見ても前回とは少し様子が違っていたりする。
何回見ても同じ人に見えない。
彼女は何人存在しているのだろうか?
ピアノの弾語りというシンプルなスタイルなのに表情が違うと、歌の表情もがらりと変わる。

と当たり障りのないことを書いてみる。
僕は本当に書きたい事を隠している。
それを書くと身も蓋もない気がするから避けているのだが嘘をつくのも耐えられない。


島崎智子の歌を聴くと島崎智子本人に恋をする。

これがほんとだ。
恥ずかしながら本当だ。

歌手島崎智子の魅力にノックアウトされつつ、島崎智子というひとりの女性を愛らしく思ってしまう。

女性が聴くとまた違うのだろうけど、男性で島崎さんの歌がひどく好きな人はみんな同じじゃないか?えっ?

アイドルの歌の中で追体験する恋愛でなく、本気で好きになる恋である。

実際にどうのこうのしようとは思わないのだけれど、歌を聴いてしまうと本気になってしまう。

そんな自分はおかしいのか、やばいのかと自問してみるのだけど歌は心よりも体に直接触ってくるから疼く。





妄想も憧れも、結局はかなわないもので自分に何も返ってこないものばかりだ。
夢が覚めてしまうことや裏切られてしまうことにナイーブに傷つくことはできなくなってしまったけど、悲しくなることはできる。もっともっと強く耽溺し、もっともっと強く傷つきたいのは多分シラフだから。

弱くなりたい日もあるけど、日々は強い現実を支える心に頼っていたいと思う。

アイドルのキラキラも島崎さんのドキドキも日々を暮らすために必要な音楽。