jthirtyの日記

ちょっと待って

●島崎智子ライブ

尾道paraiso coffee にて。

自分の企画の場合はしょうがないにしても、他のライブに行った時も
ついつい集客を気にしてしまう。
でも、それはなんか傲慢というか、そこは気にするポイントじゃないだろ、
と思ったそんな夜でした。

結果だけ話せば、非常にお客さんの数は少なく、だけど内容はもう
素晴らしい、沸点の高いライブだった。

それが自分の好きな人だったら、とにかく自分がもっと広げて、
もっとお客を連れてこなくちゃならない。
だけど、ライブの内容は数じゃなく、どれくらい聴きたいのか、
どれくらい楽しみたいのかといった気持ちをどれだけ会場に、出演者に
他のお客に発することができるかということかもしれない。

実際にいたのは6人のお客さんだったけど、ライブ中はそんなこと
全然頭になかった。
終わった後の幸せな余韻といったらなかった。
今年見たライブでは一番。

島崎さんが何より楽しそうだった。
彼女の歌には「力」がある。
楽しい歌も哀しい歌も、すべて同じ「力」でこっちにぶつけてくる。
すごいバカ正直であり、ものすごい嘘つきだ。
気持ちいいところと嫌なところの隙間を上手に攻めてくる。


paraiso coffeeのマスターは豊田道倫さんの古い知り合いということ。
今回初めてゆっくり話すことができた。
尾道に島崎さんライブを見に来てるよと豊田さんにメールしたら、
すぐに返事が来て、ライブ終了後電話で少し話す。
共通項があるようでないような豊田さんと島崎さんが互いにファンだ
ということはよくわかるし、うれしいことだ。

そして、店内BGMに耳を傾けていると最近DX盤が発売したばっかりの
直枝政広「ホプキンス・クリーク」だ大音量で!
マスターの趣味とのことで、これまた俄然うれしくなる。
直枝さんの尾道ライブ、出来るといいなあ。


島崎さん、マネージャーのはんめさんと三人で尾道で乾杯し、
色々話す。

そして車で三原の我が家へご宿泊。