jthirtyの日記

ちょっと待って


4月29日 広島ALSOKホール モーニング娘。 コンサートツアー2012春
      〜ウルトラスマート〜





所詮、冷やかしと言われても構わないと思ってた。
なんとか言い訳を備えておかないとアイドル好きなんて今更言えなくて。
もういい歳のおじさんだし、正面から好きってのも抵抗ありますよ、こんな恥知らずの僕でも。
それも一年前くらいから急にだし、そもそもアイドルを面白がってる自分がネタとして面白いかもといった不純な動機ですよ。


モーニング娘。のコンサート。


そりゃどっちかと問われれば聴かず嫌いのアンチだったんでしょう。
アイドルに夢中になりつつも、そこは手を伸ばしてはいけない領域なんじゃないかと思って避けていた。
たまたま広島に来るし、メンバーも9期10期と大幅に変わって面白いかもと結局ネタとして納めようとしていた自分がいる。
それでも楽しければ全然よかった、どう楽しもうと自由じゃんくらいの軽い気持ち。


しかし、それだけで終わらなかった。


目前に迫ってきてからおかしくなっちゃったんですよ。
ライブ動画を見て「お、なかなかかっこいいじゃない!」とか
メンバーの中に好みの子を見つけて喜んだりとかしてるうちはまだまだよかった。


昼公演のみチケットを買っていたところ、オークションで夜の分も買ってしまった。
必死にグッズ売り場に並んで生写真を買ってご満悦、推しメンのTシャツ買って着こんで参戦。



これが結果。





場内であんな緊張して待ったのも久しぶりのことだった。
最終的にはずっと毎日モーニング娘。だけを集中して聴きながらこの日を待っていたんだから。


昼の部は二階の最後列の真ん中辺。
夜の部は一階の20列の真ん中辺。


開演を待ってると近くの席の人が「持ってないならどうぞ」とサイリウムを一本くれた。
これが比喩でもなんでもなく、ポキリと折って天にかざしたと同時にスイッチが入りました。
太い歓声の中、オープニングが始まって、メンバーが登場し「ピョコピョコウルトラ」のイントロが鳴り響く。


色々崩壊。



予習の甲斐あって、知ってる曲も多く、必死にメンバーの一挙一動を追いながら、もう一緒になって踊ってた。

楽しくてしょうがない。

昼夜二公演見ても足りないくらいに楽しい。

以前だったら楽しいと思いながらも、一歩退いて見ていたかもしれない。
丸くなったのか、鈍くなったのか分からないけど、「感動した!」っていう安っぽい一言で表現させて下さい。
最後は一緒に歌いながらじーんときて、ほんとに泣いてしまいそうでした。降参です。



免疫ないとこにドーンときたから、必要以上に刷り込まれてしまったのかもしれないし、
古参でないからあそこがどーとか批評できる立場でないのもよかったのかもしれないし。



どーたらこーたら・・・。



違う!


あー、もう嘘やごまかしはダメだ。
例えば、ロックにも通ずるかっこよさがあるとか、これなら耳の肥えた音楽ファンにも推せる楽曲であるとか。
逆に可愛いからなんでもいいんじゃないってのも照れ隠しで往生際が悪い。
そもそもアイドルのことにロックだサブカルだのを持ちだすのも嘘だし、かっこつけて「アイドル」を何かで語ろうってのも自分への言い訳。
明らかに種類の違うものじゃないか。
強いて言うならば、そこには圧倒的なやさしさしかないということだ。


素直に可愛いと惚れてしまおう。
そんな彼女たちを前にして軽々しく何かを論じてみるのは今日限り止めにしようと思う。




9期メンバーの「えりぽん」こと生田衣梨奈ちゃんが大好きだ。愛してる。ただもうずっと応援していくよ。そう決めた。


ライブを見たらもう全員が愛おしくてたまらないのだけど、僕はえりぽんを中心に9期10期の8人をひたすら愛していくことに決めた。



決めました!